日曜日「聴いて奏でるバレエレッスン」初回をありがとうございました。
空間と音楽、バレエの関係について今日までに深めた内容を時間の許す限りじっくりお伝えしました。
音を身体で奏でる為の訓練としてバーレッスンがあることを知ると、何か別にトレーニングを行うということが無くてもバレエを踊る為の体つくりがしっかりと出来ます。
普段のレッスンでは音に対しての注意があるにも関わらず何故かそれについて詳しくトレーニングを行うことがありません。
このクラスでは音に合わせるということがどういうことなのか、きっちりとした説明の元行うことが出来ます。
テンポの違い、拍子の違い、リズムの違いで身体の使い方、踊り方にどのような変化が起きるのか。
頭の音でポーズする、音を引っ張る、音楽に乗る、音楽を奏でるということがどういうことか。
それらを理解することで日頃聴いて踊っているはずのクラシック音楽の表現の仕方が劇的に変わること、そして何よりも音楽がもっと身近に感じることが出来るということを体験してもらえたら嬉しいです。
踊りを変えたいと思った時にまず最初に体幹トレーニングを行ったりすると思いますが、まず第一に音の聴き方、取り方、トレーニングの仕方を覚えると良いと思います。
ダンスは音楽と共にあり、音楽が絶対的な存在である以上、音楽力を鍛えることが重要です。
今までありそうで全くなかった音楽という視点からアプローチするバレエレッスンをプロダンサーも含め多くの方々に体験してもらいたいですね。
来週は「美しい歩き方の為の音取り」、「アレグロ」をテーマに行いたいと思います。
また次回も楽しみにしてします。
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