今回、ダンシンに続きまして、新書館より発売のクララにて特集記事を担当させて頂きました。
テーマは「Afterバレエストレッチ」と題し、レッスン後のストレッチについてエクササイズをご紹介しています。
クラシックバレエは芸術という言葉に誤魔化されてしまいますが、スポーツと同様に高い身体のパフォーマンスが要求される運動です。
例えば、時には激しく、時に長い時間静止しなければなりません。
数あるスポーツの中では、脚を使い、ボールを持っている時は激しく、そうでない時は比較的動きの少ない、サッカーが一番近いものだと想っています。
また、センターレッスンにおけるジャンプや回転、ポワントシューズなどは、体重や床との摩擦がかかる動きは身体への大きな負担となるものもあります。
そして、その動きを行う為に、身体を常に引き上げ、ある程度動かないよう関節を安定させる必要があります。
時には、必要以上に身体を締めて頑張ってしまっていることもあります。
それによりレッスン後、リハーサル後の身体はとっても固くなっているのです。
バレエのレッスン、リハーサルで身体が解れるということはありません。
今回クララにてご提案頂きました「Afterバレエストレッチ」では、その固まってしまった筋肉や関節を動かし温め直すことで、普段のスタティックストレッチをより効果的に行えるよう考えました。
今回の特集が成長期のお子様にとって、クラシックバレエを続けていく中で、しなやかで柔らかく強い筋肉を作り、身体の負担を軽減し、健やかな成長に繋がるケアやコンディショニングとしての知識や体験となりますことを心より願っています。