理論を実践に繋ぐ

土曜日アーキタンツさんでのクラスをありがとうございました!

 

今日のボディバランスクラスは「アライメントと重心」、「軸やバランス、テクニックを安定させるための一番効率的な引き上げの方法と5番にしっかり入れるための体幹の使い方」についてお伝えしました。

特にアライメントと重心という2つの要素は身体を正しく安全に使うために最も重要です。

どちらもどちらに影響しますが、その2つの意味を理解することと、今の自分の癖を知り、身体の感覚を変えていくことを実践していきましょう。

心地の良い身体を目指す上で欠かすことの出来ない要素ですので、引き続きお伝えしていきたいと思います。

 

 

バレエクラスでは「音楽と角度」について一つひとつ確認をしながら理論と実践とを行いました。

どれだけ頭で理解しても身体で表現出来なければバレエとしては無意味になりますので、音楽の意味、角度の意味、そして身体の使い方をマスターすることで、それがバレエという形として現れていくことを覚えていきましょう。

最初は言葉と身体、筋肉や感覚が瞬間的に反応出来ないかも知れませんが、それこそが訓練、レッスンの意味ですので、出来ないことは気にせずレッスンを積み重ねていってもらえたらと思います。

そのかわりにそれは一生かけるものではなく、ある一定期間集中し習得してしまえば一生モノでもありますので頑張りましょう!

 

音楽についてもセンスで片付けられてしまうことがほとんどだと思いますが、音楽性は訓練出来るものです。

もし訓練出来ないものだとしたら音楽の学校なんてないでしょう。

バレエを踊る上で音楽をどのように理解すれば良いか。

また、音楽をどのように聴き、音楽を身体という楽器でどのように奏でれば良いか。

いくつかの音楽を身体で奏でるための奏法が存在しますが、そういったこともまたバレエのレッスンで鍛えているものですので、音楽を理解することはレッスンをレッスンとして機能させる上で必要不可欠です。

結局その点を伝えられる教師がいないだけの話でもありますので、クラスに参加されている方だけでなく、バレエ教師の方にもお伝えしていけたらと思っています。

 

今日最後は「音楽と角度」をもとにランベルセを行いましたが、それが何で出来ているか分かってしまえばそんなに難しいものでないことが分かったと思います。

理論があり、実践するからこそ、レッスンは積み重なり、無理なく上達に向かうことが出来ますので、引き続き多く方にレッスンを体験してもらえたらと願っています。

 

最終的には音楽からエネルギーをもらい、自由に踊ることがゴールですが、それまでには音楽への理解、バレエへの理解を深めることが不可欠ですので、その点をしっかりお伝えしていきたいと思います。

 

また次回のインテンシブコースでもその点をお伝えしていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。

今日も有意義なお時間をありがとうございました!