青木尚哉グループワーク&リサーチプロジェクト

今月は青木さんが「互イニ素」のリハーサルの為、登場回数の多い中谷です。

 

今日は昨日の互イニ素のリハーサルを見ていて感じた部分について考え実践してみました。

ダンサーをしていると「空間を意識して」、「空間を感じて」等、空間という言葉を耳にすることがあります。

 

言葉では良く聞くけれど、実際に体験として感じることの難しいものの一つです。

舞台数を多く経験することで鍛えることも出来ますが、現状なかなかそうもいかないものなので、空間への意識を変える、鍛える方法を考え実践してみました。

単純に「空間が分からなかったら空間と繋がってみればいい」みたいな内容ですが、結果としてはとても良い内容だったので引き続き行っていきたいと思います。

そして腸腰筋のストレッチと腹筋を意識しない腹筋、吸うようにして吐く腹筋についてお伝えしました。

腰が痛いダンサー、股関節が痛いダンサーも多いので、自分の身体をリセット出来るエクササイズを知っておくのは精神衛生上良いですね。

さらにバレエバーを使った体幹、背骨のコンディショニング方法もじっくり行いました。

最初に行った空間についてもジャイロトニックからの応用ですが、こちらのバーを使ったエクササイズもジャイロトニックを応用したエクササイズです。

バレエバーはとても優れたエクササイズツールですので、色々な使い方を知っておくと良いですね。

今日行ったウェーブ&リバースウェーブ、スパイラルツイストも不思議な感触の中で行えるのでぜひ覚えてもらいたいエクササイズの一つになりました。

また、人間に本来備わっている力、本能的な力、生まれ持った感覚を呼び覚ますような動作、身体の使い方の有効性についても実践してみました。

形ではなく中身であること。

感覚を使うということはどういうことなのか。

イメージではなく、実際に使ってみることで発見出来ること、実践に活かせることが数多くありますので、このことについても整理しお伝えしていきたいと思います。

 

 

アーティストである以上、心の感覚を研ぎ澄ましていきたいし、ダンサーである以上、身体の感覚を研ぎすませていきたいですね。

今日もとても有意義な時間をありがとうございました。