「青木尚哉と仲間たち」によるコンテンポラリーダンスセミナー終了!

「青木尚哉と仲間たち」によるコンテンポラリーダンスセミナーが昨日無事に終了致しました。

 

個人的には課題沢山でしたが、集まってくださった日立のお子様、保護者の皆様がとても純粋でノリノリだったので楽しかったです。

 

今回の企画では青木尚哉さんの構成によるセミナーと鑑賞会、そしてレパートリークラスの3つを行いました。

 

テーマは「振付とは何か?」

 

普通に考えるととんでもなく難しい題材ですが、青木さんが日々感じているもの、現時点での思いを身体や言葉、人や空間、音楽や音を通じて飾らず表現してくださったので、集まった全員がそれを共有し、考え、それぞれの内に答えのようなものが残ったのではないかと思います。

 

今回のテーマと上演された作品にはそれぞれの生きるタイミングでそれを見る視点や意味、捉え方や気付きが変わっていくであろう揺れや余白が存在します。

再演を繰り返す中で、お互いに新しい気付きや振り返りがあり、作品と共に人も成長していける可能性を強く感じました。

 

そして今回のセミナー、というよりは「青木尚哉と仲間たち」は普段ソロ活動ばかりの僕にとって現在唯一の共同体であり、その時間は僕自身にとってとても貴重なものです。

 

青木さんやそこに集まった若者の口から発せられる純粋な思いをトレーナーとしてどのように受け止め、表現していくか。

ソロ活動とはまた違った時間の流れの中での頭と身体の試行錯誤をこれからも楽しんでいきたいと思っています。

 

「はじめの一歩」となる素晴らしい時間を与えてくださったことに心から感謝して。