土曜日朝のアーキタンツさんでのクラスを今日もありがとうございました。
今日のボディバランスクラスでは「ヴァリエーションを踊っていて疲れなくなる為の身体の使い方とトレーニング方法」、「つま先」についてお伝えしました。
単純に言うと「体力をつける」ですが、ジャイロキネシス、ピラティスをはじめとしたボディコンディショニング、トレーニング系のメソッドではこの部分を鍛えていくことがとても難しいです。
なぜならそれを鍛える為の項目がない為ですが、一般的なトレーナーとしての視点に立つならばとても重要なポイントでもあります。
どんなに身体を鍛えても使えなければ意味がないこと。
そういった点において身体の使い方を知ることがまず一番に大切ですが、実践というのは必ずしも一定ではないこと、自分にとって一番良い身体の使い方が出来るとは限らないこと、そして長時間行ったり、急に止まったり、誰かを支えたり、なんだかんだとしなければならないことが多いのです。
今日は「呼吸とテンポ」という部分でトレーニングを行ってみましたが、実践では自分のペースではないことで、自分のペースが崩れることで体力が消耗し、疲れがやってきます。
その疲れに対してもいくつかの理論やトレーニング方法があり、それを実践していくことでいわゆる体力をつけていくことが出来ます。
ダンススタジオにおいてこの部分を正確に鍛えるのはとても難しいことですが、次回はお試しとして実践を行ってみたいと想いますので、興味のある方はぜひご参加ください。
アスリートがどのようにして体力をつけているか、ダンスの分野においてそれを取り入れる方法をお伝えします。
そしてこの体力と同様に「つま先」においてもまたトレーニング方法がいくつか存在します。
まず何よりもアキレス腱に負担を掛けない、痛めない為にトレーニングを行っていくべきだと想いますが、正しいトレーニング方法と実践での活用方法、そしてその為のトレーニングを行いました。
ダンスの分野はまだまだ未開であることが多く、その他のジャンルにおいて当然に行われていることがまだ入ってきていなかったりもします。
どれが正しいかを判断することはとても難しい問題ではありますが、どういったアプローチがあるのかまず体験してみることで自分にとって良いかどうか判断し、良かったものに関しては継続してその変化を試してもらえると良いかと想っています。
来週もまたトレーニングの分野では当たり前であるけれど、ダンスの世界にはまだまだ浸透していないことを一緒に体験してみたいと想います。
午後のバレエクラスでは「音取り」についてお伝えしました。
ここ最近ずっと行っていることですが、バレエを踊る以上音楽は外すことが出来ないパートナーです。
そのパートナーを生かすも殺すも、そして自分自身の身体の守る為にもとても重要なポイントです。
音を外さないことが、ポジションを大切にすることにも繋がり、今日も行いましたが、踊り全体の聡明さや美しさ、心地良さに繋がっていきます。
お作法としての部分も大いにありますが、音楽と動きが合うことで楽しさも倍増しますので、引き続きお伝えしていきたいと想います。
特にセンターになると踊れない方、アレグロや回転のテクニックが安定しない方はこの音取りについてもう一度集中してレッスンしてみると良いでしょう。
また来週もお伝えしていきますので、ご興味のある方はぜひ一度いらしてみてください。
踊るとは何か、バレエとは何かを一緒に体験していきましょう。
今日も貴重なお時間をありがとうございました。