クロワゼ特集記事「おとなのための回転塾」撮影が無事終了しました♪

クロワゼ特集記事の写真、動画撮影が無事終了しました。


今回はダンサーとしてもバレエ教師としてもご活躍の近藤美緒さんと今回の特集記事でのモデルをお願いしました樋口ゆりさんに女性のピルエットについてのアドバイスを頂きながら当日に向けて準備を行いました。

樋口さんは最近クララの方でも特集記事を担当をされていたようで、今回はクロワゼにご本人が登場と何だか面白いご縁を感じつつ、国内外での素晴らしいキャリアをお持ちのお二人からお話を伺えてとても勉強になりました。


今回に関しては女性のピルエット特徴やそれに伴う技術、ポワントの知識、身体の使い方、求め方も必要となる為、個人的にも分析と動作に加え、ポワントを履いてみましたが、想定している足裏の強さ、感覚よりももっともっと強く正確にコントロールするスキルを要求されることも分かりました。

男性講師の中にはちゃんとポワントでのレッスンも受講されている方もいらっしゃいますが、正直ポワントを履いたこともない男性が女性のポワントワークをお伝えすることは不可能に近いことです。

想像は出来るかも知れませんが、想像では全幕やヴァリエーションは踊れません。

パドドゥで男性がお伝え出来るのは、バランスの取り方、男性にとって都合の良い女性の踊り方であって、女性が自立して踊り切る為のポワント技術ではありません。

近年は男性のバレエ講師が増え、女性の方に指導する場面も多くなってきましたが、バレエでの安全な身体の使い方、正確な踊りをお伝えする身としてはしっかりとこの部分についても勉強していきたいと想います。


そして、今回のスチル撮影は写真家の瀬戸秀美さんに撮影して頂いたのですが、バレエ団時代にバレエ団退団後は、舞台写真家を目指そうと考えていた僕としてはとっても嬉しくも緊張する現場となりました。


樋口さんには6時間近く地味な動きばかり何度も何度もして頂いた上にかなり無理難題と言いますか、逆にやり辛い内容ばかりをお願いしてしまい、心苦しくも素晴らしいお手本を見せてくださり心から感謝しています。

樋口ゆりさん、瀬戸秀美さん、新書館の皆様、本当にありがとうございました。

引き続きデータチェックや原稿チェック等気合いを入れて頑張ります!


いつもただただ素直に想うことですが、トレーナーとして活動しているとダンサーをしていたら出逢ったりお仕事をご一緒出来なかった方々とご縁を頂き、第一線で活躍される皆さんのバレエへの想いや姿勢を見聞き出来ることに心から感謝しています。

自分に出来ることはほんの僅かなことですが、ベストを尽くせますように。


12月4日の発売をどうぞお楽しみに♪