湘南ジャイロキネシス Vol.3

湘南でのジャイロキネシスが無事に終了しました!

各所より多くの方にご参加頂きまして賑やかに楽しいお時間を過ごすことが出来ました。

 

初めての方がほとんどだったと想いますが、気持ち良かったとご感想を頂けて嬉しかったです。

そして、「幼少の頃の感覚や記憶が蘇りました」とのご感想もあり、このイベントの根っこに当たる部分でもあるので、その感覚を共有することが出来て嬉しかったです。

 

今日はほとんどの時間を海に浸かりながら、久しぶりの波と砂の感触、波の音と風、匂い、そばを通る人々や海の家の賑わい、遠くの山々など、周囲のあらゆるものの刺激を受けながら皆さんと伸び伸びジャイロが出来て幸せでした。

 

途中、興味を持ってくださった通りすがりの方もいらしたり、ジャイロキネシスという誰にでも出来るメソッドのありがたさを改めて実感することが出来ました。

みんながそれぞれの感覚や体験を同じ空間でシェア出来るもの道具を持っていること、それを頂けたことに感謝しています。

 

元々このイベントを思い立ったのは、東京バレエ団で経験した野外劇場で踊ることの感動を皆さんにも体験してもらいたかったからです。

東京バレエ団ではトルコのイズミール、ギリシャのアテネ、フランスのリヨンとヴェルサイユにて野外劇場で踊る機会を頂きました。

作品はベジャールさんの「ギリシャの踊り」、「舞楽」、「春の祭典」、そして「ボレロ」

劇場にはない光、風、匂い、音。

踊っていて空を見上げると、そこには鳥が気持ち良さそうに飛んでいて、日中の強い日差しと夜の身体が勝手に震えるほどの寒さ、ギリシャでは踊っていて振り向くとパルテノン神殿が見え、ヴェルサイユ宮殿の池の上での公演ではもの凄い数の蛙の鳴き声と大量の蚊に刺されながら舞台を行いました。

日常に当たり前に流れるものが、舞台という非日常の空間に流れ出る驚き。

高揚感と何とも言えない開放感。

でも共に踊る仲間達と作品の中で自由を縛られ、普段の自分ではない自分がそこにはいて。

心の内と外、身体の内と外。
自分の皮膚と空気の境目の無い、空間に溶ける想いを初めてしたのも野外での公演でした。
 
僕は大人からバレエをはじめ、運良くカンパニーダンサーとして踊らせてもらえました。
そこでは様々な体験、感動を頂きました。
 
でも、そんな体験をそこに行けなくても、バレエ団に入っていなくても、ダンスを踊っていなくても、たとえ身体が効かなくても、味わってもらえたら、、、。

そんな想いを込めて企画しています。

 

それまではどうしたらそれを実現出来るか分かりませんでしたが、ジャイロキネシスに出逢って、それが可能だと知りました。

 

他の人から見たらそれは健康体操かも知れないし、ダンスかも知れないし、それら全ての壁を曖昧にし、心地良く漂わせてくれるこのメソッドを愛しています。

今日そのメソッドを通じて皆さんと体験を共有出来たことに、新しい記憶を頂けたことに、心から感謝しています。

 

また8月17日に湘南で行いますので、今回いらしてくださった方も、いらっしゃれなかった方も、初めての方もトレーナーの方もぜひお気軽にご参加ください♪

 

http://www.hiroki-nakatani.com/gyrokinesis/8-17-ジャイロキネシス-湘南/

 

 

野外でのジャイロキネシスの想いと思い出の出発点。

Vol.2(06/21) #thetokyoballet thetokyoballet.com/blog/?id=88

@TheTokyoBalletさんから