身体の繋がり&繋げ方、踊り方:実践編 二日目最終日をありがとうございました。
今日は2人組、3人組になって互いにポイントとなる身体の部分を触れ合ったり観察したり実践したりしながらレッスンを行いました。
なぜ引き上げが必要なのか、なぜ骨盤を立てなければならないのか。
その答えは「ターンアウトをしたいから」ですが、そのターンアウトの為の引き上げ、骨盤を立てることについて簡単に分かる考え方と身体の使い方の確認を行いました。
そして立つことからタンジュ、ジュテ、速い動作、プリエその他多くのことを互いに確認し合いながらレッスンを進めていきました。
ターンアウトこそがクラシックバレエの根本的な身体の使い方ですが、何もクラシックバレエだけがターンアウトしている訳でもないこと、そしてつま先を開くからターンアウトしている訳でもないことを知ってもらえたと想います。
本当に根本的なことなので、それが理解出来ていないと道に迷うことになります。
また、道に迷うだけなら良いのですが、テクニックが出来なかったり、怪我に繋がったりしますので、とても重要な問題です。
そしてバーレッスンを通して、先生が何を考えてそのアンシェヌマンを組んでいるのか、また何を想い今日レッスンを受けに来ているのかというそれこそ最も根本的な部分についてもお伝えしました。
漠然とした設計図では漠然とした建物しか立ちません。
でも漠然とした設計図では建物は立ちません。
どれだけクリアに立体的に組み立てていくか。
細かな計算の上で成り立っているもの。
見えている外観以上に、その内部、そして構造は緻密に出来ています。
それは踊りも一緒です。
それを理解することもバレエダンサーになるには絶対的な条件でもありますし、大人の方であってもバレエが上達する為には必要な条件でもあります。
そのアンシェヌマンをなぜ今日出したのか。
先生の想いをどう汲み取るのか。
そして今日の自分の目標をどのようにして達成するのか。
集中して相手を見て、集中し自分の内側を見続けること。
身体の使い方だけでなく、今日は本当に根本的な部分についても確認を行いました。
また機会があれば続きも行っていきたいと想いますので、次回も楽しみにしていてくださいね。
昨日、今日と長いお時間お付き合いくださいまして本当にありがとうございました。