ヴァリエーションクラスに向けて

月曜日プライベートスタジオ横浜をありがとうございました。

 

今日も音楽や角度についてレッスンしていきました。

皆さんの上達ぶりが嬉しくて内容が中上級になっていますが、それでも構造を理解すると決して無理ではないことが分かると思います。

もう少しペースを落とそうかと反省していますが、もっともっと楽しくバレエを踊ってもらえるようお伝えしていきたいと思います。

 

午後のエポールマンクラスでは、ツイスト&スパイラルツイストからプレパレーション等の大きな身体の使い方についてお伝えしました。

上体を反らせる動きもそうですが、その動きの動機がどこから始まるか、またはどのようにその出発点からエネルギーを開放していくかについてレッスンしていきました。

軸脚と動脚の方向性と集め方の違い、土台の強さ、ターンアウトしなければならない理由、直線の動きではなく、スパイラルであることの意味と強さと、それぞれとても難しい内容ですが、今日はチャレンジしてみました。

一つ一つ確認しながら行いますが、それらを一瞬で行える一流のダンサー達はやはり凄いですね。

自分自身に身体の感覚が入ることで、見えてくる世界も変わっていきますので、引き続きトライしていきたいと思っています。

 

そして今週土曜日からヴァリエーションクラスが始まります。

昨年末に行ったヴァリエーションクラスを踏まえ、4ヶ月ほど準備をしてきましたが、前回のヴァリエーションクラスから考えると皆さん格段に上達しているので楽しみにしています。

 

身体の使い方、音楽、角度とバレエに欠かすことの出来ない要素を積み重ねてレッスンしていくことで、本人が思っている以上に基礎力と応用力が上がり、バレエがちゃんとバレエとして機能していることを実感します。

 

今お伝えしている内容は新しいバレエメソッドとして、または他ジャンルにおいてもバレエの要素を取り入れたいダンサー向けのバレエメソッドとして形作っていこうと考えています。

 

バレエを今までとは違った視点で捉えることで、バレエの構造の凄さ、バレエという芸術の素晴らしさも見えてきます。

 

引き続きバレエの上達を目指す全ての方、表現について壁を感じているプロダンサー、伝えることに限界を感じている指導者の方とそれぞれの悩みにお応え出来たらと願っています。