音楽を奏でる身体へ

楽器には重さ、質感、感触がある。

身体で音楽を奏でる時にだってそれらがある。

音の重さ、質感、感触を身体に宿していけるよう訓練すること。

そしてこの世には存在しない楽器がその人の身体を通して生まれることで、この世にはまだ存在しない音が現れること。

何にも縛られることのないダンサーにのみ許された表現。

身体という楽器で演奏する為の、音楽と一体となる為の、音そのものになる為の心と神経、感覚を鍛えるメソッドを作っていきたい。