神戸里奈先生よりメッセージ♪

2日間、日々バレエと真剣に向き合っている生徒さんと貴重な時間を過ごさせて頂きました。

みんな、キラキラした眼差しでレッスンに励んでくれて、3時間にも及ぶクラスが大変短く感じられました。

 

今回、私が皆さんに伝えたかったテーマは、

「どこを使って、どのように動くか」ということです。

 

普段バレエを習っていると、先生方から沢山の注意を頂きます。

例えば、「膝を伸ばして!」、「アームスをきれいに!」等の注意をされる生徒さんも多いと思います。

 

では、実際に膝を伸ばすためには、どこに力を入れたらいいのだろう?

アームスが、一番美しく見える場所はどこだろう?

 

今回のクラスではいつも先生から頂く注意を少し掘り下げて、参加された子ども達にも一緒に考えて貰えるようレッスンを行いました。

人間の体の構造を知ることで、無理せず動かせるポジションや、自分の弱い所などを発見する良い機会になってくれていたら嬉しいです。

 

そして、レッスンの中では個々の明らかな上達が見られました。

今回お伝えしました踊るための〈ヒント〉が、みんなの努力で更なる上達に繋がってくれることを心より願っています。

 

神戸里奈


子ども達がバレエを上達する上で必要なことはなんだろう。

子ども達はどのようにしてプロのバレエダンサーになっていくのだろう。

または、どういう子達がプロになっていくのだろう。

 

そのような疑問は、大人からバレエを始め、現在講師をしている身としてはとても強く考える部分です。

僕自身、プロになろうと心に決め、実際にバレエ団に入って分かったことがあります。

それは「本物に習うこと」です。

 

何が正しいか。

それは誰に教わる訳でもなく、ダンサー自身が掴んでいかなければならないものではありますが、その元となる美の形は必ず誰かから教わるものです。

その教わった美を元に、ダンサー自身が考え続け、実践し続けることで、自立した個性あるダンサーが育つのだと想います。

ですので、その元となる美を誰が教えるか、誰に教わるかが、ダンサーを目指す子ども達にとってとても重要な鍵を握っています。

 

今回、僕自身が考える「本物」と呼べるダンサーであります神戸里奈先生にクラスをお願い出来たこと、そして子ども達に神戸先生のバレエへの姿勢や想い直接見聞きし、学ぶ場所を作れたことに感謝しています。

 

今後も機会がありましたらまたクラスをお願いをしたいと考えていますので、今回いらっしゃれなかった方も次回はぜひどうぞ♪

 

引き続きお子様の健康と夢へのお手伝いが出来たらと願っております。

 

原宿バレエスタジオ主宰

中谷広貴