身体の使い方と「上達」と呼ばれるもの

火曜日朝の原宿バレエスタジオをありがとうございました。


今日は昨日の夜のクラス同様に股関節を解し、付け根のターンアウトと足を高く上げ、キープすることをテーマに全体で2時間半ジャイロキネシスやバレエクラスを行いました。


今日改めて分かったこと、それはみんな開けること、上がること、キープも出来ることです。

そしてそれが出来ないとしたら出来ない理由がしっかりと個々にあるということです。

それがマッサージやストレッチなのか、重心なのか、筋力なのか。

少なくても頑張ることではないことが良く分かったと想います。

頑張っても上がらないように身体を使っていたら当たり前ですが、絶対に上がらないことが。


トレーナー、講師としてはちゃんと身体の使い方、ストレッチの仕方(正確にはストレッチではなく、緩め方ですが)をお伝えすれば出来るということも今日は改めて実感しました。

なぜ出来ないのかを分析し、どうしたら出来るかその方に対して適切なマッサージやストレッチ、トレーニングや身体の使い方、身体との向き合い方、考え方も含めお伝えすること。


受ける側の方も出来ないとしたらそれは受ける側の身体や気持ちの準備、受け入れる為の準備が出来ていないことも原因の一つではありますが、単純に指導者からちゃんと教わっていないだけです。


何かが出来る人と出来ない人がいるなら、その理由はシンプルです。

それを紐解き、伝えることがトレーナーの仕事でもあると想います。


ギエムだけが持っている筋肉や骨、関節があるなら、それは諦めるべきでしょう。

でも身体のパーツ、筋肉や骨、関節、内蔵、血液や神経、全てが僕たちと同じパーツで出来ています。

それらをコントロールし、使えているか、使えていないか。


ただそれだけ。


平等に掛かる重力と指令を出す神経の差があるだけです。

それを紐解くことが出来れば、みんな同じように動けるでしょう。

全ては緊張、そしてそれをコントロールする為のスキルです。

それが出来ないと怪我にも繋がるので、引き続きポイントを整理し、お伝え出来たらと想います。


今日も沢山の気付きをありがとうございました。