ダンサー&教師&トレーナーの為のジャイロキネシス応用講座 Vol.1

今日は不定期に行なっています「ダンサー&教師&トレーナーの為のジャイロキネシス応用講座」を開催しました。

カンパニーダンサーの方々、コンテンポラリーダンサー、ジャイロキネシストレーナーと3時間ほどかけてそれぞれの疑問点などをシェアしながら過ごしました。


まずはバレエダンサーならではの足首、足の怪我や痛みについて、足指と足裏が使えるとどのように効果があるのか、またその為のエクササイズ等についてアイデアとエクササイズをお伝えしました。

身体にとっての土台となる足の使い方、床との触れ合い方は体幹を使えるようになることと同様に重要なポイントです。

酷使し続ける足のケアと合わせ、しっかり使えるようにもなりたいですね。


次はターンアウトについての考え方、捉え方についてアイデアをシェアしました。

頑張って開いているつもりが実は内股になっていたり、それが原因で膝や足首、股関節を痛めていたりと、努力している結果、身体を痛めることを行っていることも多々ありますので、その点については引き続き整理していけたらと想っています。


そして、一番の謎であり、イマイチ漠然としがちな「引き上げ」に対するジャイロキネシス的アプローチとエクササイズ、そもそも「なぜ引き上げが必要なのか」についての考え方と捉え方についてもアイデアをシェアしました。


 「引き上げ」が出来なければターンアウトも出来ず、関節を痛める元にもなり、動くことも軸を作ることも困難になります。

踊るよりもまず「引き上げ」を覚えることをしなければと想います。

ただし、この「引き上げ」は、言葉は知っていても実感として持っていることが少ない為、共通の体験としての言語になっていません。

それぞれの身体の感覚を言葉にするのが困難な中で、今日は今クラスで行っているいくつかのアイデアをシェアしてみました。

クラスを行えば行うほど、多くの方を見れば見る程、「引き上げ」の重要さが増していきます。

関節を痛めている方はしっかり引き上げが出来るようエクササイズを行ってください。


そして、ピラーブリッジやスタビリティトレーニングといった一般的なトレーニングもジャイロ的に行いつつ、軸を作る上でも引き上げがどれだけ重要かについてや、ストレッチをする時にも引き上げが必要なこともお伝えしました。


「引き上げ」という日本でバレエを踊る方なら誰しもが耳にタコが出来るほど聞くこの言葉の重要性を今後もしっかりお伝え出来るよう研究していきたいと想います。


そしてそして、今日は通常の勉強会に加え最後はアクロヨガを行いました♪

見た目に派手なエクササイズですが、人と人との繋がり、温かさに気付き、優しい時間を作り出すことが出来る僕が大好きなエクササイズです。

このアクロヨガを通じて、ジャイロキネシスやバレエについても沢山の気付きを得ることが出来たので、このエクササイズも皆さんとシェア出来たらと想っています。

今年の海ジャイロキネシスの時に、海でのアクロヨガも行ってみたいと想いますので、どうぞお楽しみに♪


今日も貴重な時間を過ごすことが出来て充実の一日でした。