Ballet du Cileジュニアジャイロキネシスクラス Vol.7

日曜日夕方のBallet du Cileさんでのジュニアジャイロキネシスクラスをありがとうございました。

今日は本番に向けて頑張る子たちの為に、股関節痛対策なクラスを行いました。

クラシックバレエは、通常のレッスンでは左右のバランスがよほど悪くなることはありませんが、過度なテクニックの自主練(同じ軸でのピルエット等)により、使う方向や筋肉、身体の負担となる箇所に偏りが生まれます。

そして舞台となると、そのリハーサルで同じ振り、同じ動きを何度も繰り返すことにより、身体の偏りが強くなります。

この舞台に向けてのレッスンやリハーサルが多くなる時期にどのように過ごしていけば良いか、そのアイデアを子ども達とシェアをしました。

今日は股関節痛対策ということで、いつもの脚のマッサージを行った後に、シンプルで簡単に行える基本的な引き上げの作り方、内腿のエクササイズ、セラバンドでの軸の確認と腹筋、痛くなりやすいフェッテ&ロンド時の股関節の動かし方をバーで確認し、最後はジャイロキネシスの動きで全身を解しました。


子どものうちからバレエを踊ることで身体を痛めてしまうと、バレエを止めるまで何十年もずっと痛みを抱えることになってしまいます。

時にはバレエを止めても痛みや怪我が残ってしまう場合もあります。

マッサージなどの対処療法やトレーニングだけでなく、痛くなる動作の修正と改善を含めたコーチングの必要性と、痛みに対しての第三者的な存在の重要性を日々感じています。

これからも原宿バレエスタジオはもちろんですが、Ballet du Cielさんを始め、担当させて頂いています各スタジオにおいても、身体のコンディショニングをメインに、痛みのないバレエ、ダンスとの向き合い方をお伝えしていこうと想っています。


皆さんが痛みのないことを当たり前と出来ますように。