今日はチャコット横浜スタジオにて、毎週月曜日朝のバレエ入門・基礎クラスに加え、祝日の特別講座「シェネ入門」を行いました。
クラシックバレエを習う上で、いくつか不得意なパ、苦手なパの一つとして「シェネ」があると想います。
そして、なんとなく、勢いで、見よう見まねで等、いまいちはっきりとしない、いつまでも上達のしないのがこの「シェネ」だと想います。
バレエ専門のトレーナーとしてもこの「シェネ」が上達したいと願う方が多くいらした関係もあり、個人的にはこの「シェネ」をお伝えするのが得意になりました。
僕自身、この「シェネ」は不得意でしたし、見よう見まねで、勢いで、なんとなくずっと行っていましたが、バレエを講師として伝える側に周り、多くのご要望を頂き、考えていった中で、いくつかの組み立て方が存在することに気が付きました。
それを実践していくと本当に音楽に、リズムに合わせシェネを行うことが出来るようになります。
まず大きく確認すべきことはは「シェネはステップである」ということ。
そして、頭から足までを一つ一つ行うべきことを確認していくこと。
ただそれだけです。
いつもバレエは引き算だと想っていますが、このテクニックに対してはトレーニングの基本的な考え方である足し算で組み立てていくと、着実に、そして確実に上達していくことが出来ます。
何にでもやり方、作り方があるんだと実感するのがこの「シェネ」でした。
今日は僕の想像以上に皆さんがたった60分の実践練習で上達し、力強く正確にシェネが出来るようになり、とっても嬉しかったです。
この「シェネ」が出来るようになると、その応用として様々なパが分かるように、出来るようになりますので、ぜひ全てのパの基礎としてシェネを得意になってもらえたらと想っています。
なかなか今回のようにお時間を頂ける機会がありませんが、皆さんにとって大きなヒントや自信に繋がってもらえていたら幸いです。
また、次回のクラスを楽しみに、皆さんの素晴らしいバレエライフを心から応援しています。