バレエのための解剖学@Classical Ballet Studio Miuさん

群馬は館林にありますClassical Ballet Studio Miuさんにてバレエのための解剖学WSを行いました。

 

スタジオを主宰されている長濱瑞希さんとは7年ほど前からのご縁ですが、まだ20代でこれほどしっかりとしたスタジオをされているということに素直な感動を覚えました。

 

今回はトレーナーとして身体の使い方を伝えるために伺いましたが、子どもたちに変な身体の癖もなく、さらに子どもたちがポジティブに勉強熱心で、僕が行う質問に対しても、そのものずばりの回答が出来ることなど、驚くことばかりでした。

 

先生自身がとても素直で謙虚で、頑張り屋さんなことを知っているので、そこで習う子どもたちもまた、そのようになるのだなと改めて感じましたし、先生もまた子どもたちとしっかり向き合い、努力されているのだと感じました。

 

WS後、お話を伺っていて、子どもたちを取り巻く環境についても上手く距離を取ってあげていたり、保護者の方々に向けてのフォローなどもしっかりされていて、本当に素晴らしい指導者になったのだと感動しました。

 

何よりも子どもたちにただバレエを習う、上達することだけでなく、バレエを通じて様々な体験、経験をさせてあげたいという想いが素晴らしいです。

 

『あの時、中谷さんと出逢っていなかったらバレエを辞めていました』と話してくださいましたが、もう遥かに多くの想いを、このスタジオで子どもたちや保護者の方、関わっている方々に与えている姿を見て、僕ももっと頑張らなければと、反省と元気と頂きました。

 

人の出逢いやご縁は日が経つにつれ、素敵なものになっていくのだと感じます。

それはお互いの日々の努力があり、その上に成り立つものではあるけれど、人生という長い道の途中、久し振りにあったその場所で、逢わなかった時間の経過をその人の姿で見て取れるということは、本当に良いものです。

 

僕が理想とする温かなバレエ、人を思い遣り、思い合うことで作られる芸術としてのバレエがちゃんと存在するということに勇気を頂きました。

心あるお教室が増えること、そしてこれからも心あるお教室を応援、サポートしていけたら嬉しいです。

 

僕のクラスの感想というよりも、長濱さんの想いとそれまで築き上げてきた時間に感動してしまった昨晩でしたが、成長した姿が本当に嬉しかったです。