BalletJaponでのGW特別講習をありがとうございました!
皆さんテクニックの向上、バレエが上達したいという想いを強くお持ちだと想いますが、身体に痛みがある状態(ベストコンディションから見るとマイナスの状態)ではテクニックの向上(身体のパフォーマンスをプラスに持っていくこと)に向かおうとするには差が開き過ぎていて条件が悪いので、まずはしっかりコンディションを良い状態(ゼロの状態)に持っていくこと、保つことを行いましょう。
今日は足裏&足指、足首、膝、股関節、引き上げと関節のコントロール等、基礎的な身体の使い方のチェックと見直し、アイデアのシェアを行いました。
バレエの動作はもちろん、日常生活の動作においても、関節のコントロールがしっかり出来ていないと、繰り返される動作(歩行や立ち上がり等)において身体の負担が増していきます。
如何に普段の生活で負担を減らすか、そして、稽古中の怪我を無くすかが鍵です。
身体に痛みがある場合は痛みがある理由や原因が必ず存在しますので、まずはそのポイントを探してみましょう。
そして痛みがあっても同様の動作において痛みが出ない動きや方向、順序もあったりしますので、それも探していきましょう。
それがテクニックの修正とも呼ばれるものです。
でもまずは治療ですので、しっかり治療、そしてケアをお願いします。
基本、ちゃんとバレエをしていたら怪我をすることはないと想います。怪我をするとしたら原因があります。その多くはテクニックの間違いです。身体と向き合う時間を持ち、専門家とじっくり話し合う時間も持ちましょう。
トレーナーを始めてからバレエを踊られている多くの方から身体の痛みや不安について相談を受け、トレーニングを行っていますが、一つしかない身体を本当に大切に扱ってください。
身体があってのバレエですし、健康でないと出来ないのもバレエなのですから。
そういった点ではグループレッスンではなく、プライベートレッスンであるからこそ、身体の声に耳を傾け、その痛みに対して対処していけるのだと想いますので、ぜひ皆さんも時にはそのような時間を作ることも必要であると心に留めておいてください。