前回開催し、好評を頂きましたチャコット横浜スタジオでの特別講座「シェネ入門」を今回は2週連続で開催させて頂きました。
クラシックバレエにおいてパドブレやピルエット等のテクニックと同様に鬼門とも言える「シェネ」について、今回もそのパの構造、捉え方、考え方、練習の仕方、積み重ね方等をお伝えしました。
1週目は気をつけるべきポイント「目、手、足、呼吸とタイミング」についてを行いました。
一つ一つを理解し、クリアにすることで、自分がどこまで出来て、どこで躓くのか分かります。
ただ闇雲に練習をするのではなく、自分のレベルを知りながら積み重ね練習していくことで着実に上達していきますので、この練習方法をぜひ覚えておいてください。
そして2週目の今日は「音」について行いました。
シェネは回転ではなく「ステップ」であること。
そこには音があり、アクセントがあること。
まずは音を聴き、手を叩いてみることから。
そして、歩く(ステップしてみる)ことから確認をしていきました。
闇雲になる原因の一つに音を無視して動く、がありますが、ちゃんと音を聴き、音に合わせ動いていくことで、そんなに頑張らなくても良いということが体感出来ます。
テクニック系のポイントの一つに「自分で自分を追い込まない」というのがあると想いますが、シェネも急になりふり構わずの状態になりがちですので、ただ歩いているだけであること、音楽は想っている以上にゆっくりであること、頑張る時間と頑張らない時間があることを知ることで、着実に上達していくことが出来ます。
レッスン中にもいつもお話しますが、出来ている人がいる以上、やり方、作り方があります。
どんなに不器用であっても、そのやり方や作り方を知ることが出来れば確実に上達していくことが出来ますので、まずは落ち着いて冷静に分析し、整理していきましょう。
また他のクラスでも行っていきますので、引き続き効率良く、身体の負担少なく、着実に上達していけるようレッスンしていきましょう!
来週金曜日からはチャコット横浜スタジオにて特別講座「体幹トレーニングクラス」を担当致します。
フロアでの体幹トレーニングはもちろん、バーやセンターのレッスン時に踊りながら鍛えることが出来るトレーニング方法についてお伝えしますので、どうぞお楽しみに!
チャコット横浜スタジオ 特別講座「体幹トレーニングクラス」
http://www.chacott-jp.com/j/studio/yokohama/class/lesson6755