Ballet du Cielさんでのジュニアジャイロキネシスクラス Vol.15

今日のBallet du Cielさんでのジュニアジャイロキネシスクラスは、ジャイロキネシスの「ハンズオン」というテクニックをお伝えしました。

ハンズオンとは、トレーナーがクライアントの方に身体の使い方、感覚をお伝えする為に身体に触れたり、リードしたりする方法のことです。

相手の身体に触れることで、相手の身体で行っている筋肉や関節の動き、皮膚の伸び感、繋がり、質感や方向などをクリアに感じられるようになります。

正しい方向、そうでない方向、感触を相手を通して知ることで、自分自身の身体の使い方にも落とし込むことが出来ますので、無理な身体の使い方、痛みの出そうな身体の使い方を予見する能力が身に付きます。

また、頭の中にある自分自身の身体の使い方や見た目のラインなどを相手に伝えることで、いかにクリアでなかったかも知ることが出来ますので、人に伝えるということを通して自分自身の身体を第三者的に見て修正していく能力も養うことが出来ます。

それは頭の中にあるイメージを粘土で形作り、表現するようなものです。

このハンズオンを通してまずはダンサーとしての自身の能力の向上を、さらにはバレエを次の世代に伝える教師という立場になったその日に生徒さんたちにより安全にクリアな指導が出来るよう今から準備ができたらと想っていますので、今後もこのような機会を作っていきたいと想います。