舞台の上のジャイロキネシス

先日舞台でジャイロキネシスを作品として行って来ました。

 

舞台というと、振りを間違えちゃいけない、音を外しちゃいけない、場所を守らなきゃいけない等々、いけない尽くしになりがちですが、今回はそういったプレッシャーになるモノを出来るだけ排除して、その日参加しても誰もが出来るような舞台にしたいと考えて行ってみました。

 

作品としては、基本はそのままジャイロキネシスで、舞台上で伸び伸びと気持ち良く身体を動かしているところをお客様に観てもらうというとっても贅沢な作品になりました。

 

個人的にはモーリス・ベジャールさんの振付作品で体験した「空間に溶けていく感覚」を皆さんと味わいたくて今回の試みをさせていただきました。

 

どう感じていただいたかはお一人お一人によって変わると想いますが、個人的には普段のクラスをそのまま舞台上で行ったことで、普段と本番の身体の感覚の違い、空気の違い、湧き起こる感情など、本当に「肌」で感じることが出来ました。

 

久し振りの舞台でしたが、やはり舞台で得られる体験や経験はレッスンともリハーサルとも全く違ったその場限りの得難い時間でした。

 

単純にその後の作品のウォームアップとして、または初めての舞台経験としてこのジャイロキネシスの作品を多くの方に体験していただけたら幸いです。

 

機会がありましたらぜひ一緒に舞台に立ちましょう!

 

どなたにも優しいお時間となりますように。