『ダブるドリブル』リハーサル現場へ

撮影:中谷広貴

柳本さん、熊谷さんの2人が上演する『ダブるドリブル』

 

2人の振付家でありダンサーの『今』の姿が思いっきり出ています。

 

リハーサル現場、クリエーションの現場はアーティスト毎に全く違いますが、その脳みその中から湧き上がり、這い出てくる瞬間がたまらなく好きです。

特に柳本さんの作品はリハーサルを見ていても本番当日は全く違うものが出来上がっていたりするので、面白いですね。

 

アイデアが出ては消え、出ては消え。

全然関係ない人の言葉が即採用になったり。

 

言葉が見つからず、唸る小説家のような姿。

リハーサルの多くの時間がほとんど唸ってるだけの時もある。

 

そんな間が好きです。

 

ただ待つ。

 

それぞれ好き勝手に待つ。

 

そして、ただそこに人がいる。

 

本番も素敵ですが、リハーサルも素敵です。

少しお伝え出来ていたら嬉しいです。