僕がバレエ団を退団後、トレーナーとして活動していてとてもビックリしたのは、大人、子ども限らず、バレエで怪我をする人の多さです。
しかも骨折や靭帯の断裂といった重度のものばかり。
本来良いものであるはずのバレエが長い人生に影を落とすような怪我をしてしまうことに本当に心が痛みました。
怪我は本人はもちろん、その場にいる誰もがトラウマになってしまうようなことです。
飲食店で食中毒が絶対にあってはいけないのと同様に、絶対にあってはいけないものだと僕は思っています。
怪我をしない為には正しい知識を得ることが大切です。
正しく学べば焦ることないし、怪我もありません。
突発的な避けようのない怪我もありますが、基本的には身体の使い方と自分の身体の強さ、レッスンレベルや頻度の関係です。
生活習慣もまた怪我を避けるには必要な要素です。
誰も怪我をしたくてするわけではないからこそ、身体の使い方を正しく学ぶこと、正しく教えてあげることをぜひ心掛けてください。