言葉の意味を体感してからが本当の始まりです

土曜日アーキタンツクラスをありがとうございました。

 

今日は螺旋の身体の使い方と引き上げ、ダンスの為の音楽理論と実践についてお伝えしました。

 

どの世界にもその世界にしか通用しない言葉があります。

その世界の住人がスムーズに何かを成すために生まれた言葉達。

その言葉を理解することはその世界の歴史を紐解くことにもなります。

 

なぜその言葉なのか。

なぜその言葉が生まれたのか。

その言葉が生まれた背景や意味を知ることが出来れば、その世界で安心して過ごすことが出来、楽しむことが出来ます。

例えば、

 

「引き上げ」

 

その言葉の意味をどれだけの教師やダンサーが言葉で説明出来るでしょうか。

内なる感覚を言葉として表現すること。

言葉でやり取りをする現在の生活において重要なことですが、なかなか言葉に出来る人はいません。

また、その言葉の意味、内なる感覚を他者の中に宿すことの出来る人も残念ながらそう多くはいません。

 

「引き上げ」、「ターンアウト」からはじまり、「床を押す」、「肩を下ろす」、「上で休む」、「1でポーズ」等々。

 

みんな言葉は知っています。

けれどその言葉の意味を体感している人は多くありません。

 

トレーニング、そして実践の現場において語られる多くの言葉、そして注意について身を持って知ることは、目標に向かう為に最も重要なことです。

 

朝のボディバランスクラスでは身体の調子を崩す原因や整える方法を、午後のバレエ入門クラスではバレエの身体の使い方と音楽の聴き方、表現の仕方、その訓練方法をお伝えしています。

 

今、何かの壁に打つかっているとしたら、それは言葉の本当の意味を理解していないからかも知れません。

なぜそれをもっと早くに教えてもらえなかったんだろう。

そんなことを思うかも知れませんが、それ以上に自分の可能性の広さに気付いてもらえたら嬉しいです。

 

伸び悩んでいる方はぜひ一度いらしてみてください。

多くの方のサポートが出来ることを願っています。