お子様の姿勢について

お子様の姿勢改善教室をされているスクスクトレーニングでのパーソナルトレーナーとしての活動や、小学校への出張姿勢改善教室、そして月に1度BalletTokyoで企画させていただいています浦安での親子ふれあいトレーニングなど、お子様の姿勢について考える時間を多く持たせていただいています。

 

フィットネスクラブでは大人の方の姿勢改善なども行っていた経験から、その方の姿勢は普段の生活習慣からだけではなく、成長期にどういった運動を行ってきたのか、ということも大いに影響を及ぼしているのではないかと想うようになりました。

 

出来るだけ偏ることなく様々なスポーツを行うこと。

 

そして小さい頃見た、宇宙に飛び立った宇宙飛行士の方々が、骨や筋肉を衰えさせない為にトレーニングに励む姿。

 

生きていく中で常にかかり続ける重力という刺激によって骨は成長し、それを支える為の筋肉もまた強くなっていくこと。

 

特にお子様は運動することでその多様な刺激から身体だけでなく、心も成長していくこと。

 

小さなうちから椅子の生活を強いられる現代社会。

 

昔、身体をたくさん動かしてきた大人ですら今は運動不足に悩み、様々な病気や不定愁訴に悩まされているのに、自由に使えるその時に大きく身体を動かす機会の少なくなってしまった今の子ども達が大人になった時のことを想うと、とても危機感を覚えてしまうのです。

 

クラシックバレエやジャイロキネシスを通して知った事は、身体はそう動くようにデザインされているということ。

 

そして「身体はとても可能性に満ちている」ということです。

 

日頃心の声にばかり耳を傾け、身体の声を聞かずに過ごしてしまっている大人の方はもちろん、椅子の生活を強いられているお子様の身体への可能性と健やかな成長を願って。

 

バレエダンサーとして、トレーナーとして、一人の人間として社会に貢献していけたら幸いです。

 

出来ることを最大限行っていけたらと願っています。

 

朝の伸びや作業に疲れた時の伸び、何となく触っている肩や腰など、何気なく行っている動作もまた身体の声を聞くチャンスですので、ぜひ日常生活でのご自身やご家族の方の動きにも注目してあげてくださいね。

 

そんな想いの夜でした。