バレエ

地震が起こり、被災地の方々のことを想うと

 

明日からバレエを教えていくことに心が重くなる

 

僕が今の仕事として選んだバレエというもの

 

日常というものの上にしか存在し得ないもの

 

生きる上で必要のないもの

 

こんな時

 

何の足しにもならず

 

生まれず

 

何もしてあげられない

 

だけど

 

そのことで生活している自分がいて

 

そう考えると心が重くなる

 

昔、牧師さんに言われた

 

「こんな時だからこそ、あなたのような人が必要です」

 

という言葉が支えになる

 

たくさんの不安を抱え

 

一日を生きる

 

お一人お一人の生きる力になれるならと

 

強く強くそう想います

 

直接何にも出来ないけれど

 

眼の前のあなたを癒せるならばと

 

ただただ、そう願っています

 

今日という日に

 

あなたと一緒に踊っていられる

 

そのことに

 

心から感謝して